マンションで暮らしていて、手狭になってきたこともあっていつかは戸建てに引っ越そうと 思っていたところにマンションから近い場所の土地が売りに出され、
学区なども変わらないことから 家を建てることに決めました。
アイコーホームはポスティングチラシで知ったそうで、家づくりの不安が解消される内容だったことから 興味を持ち、
また施工事例がステキだったので当社に決めていただいたそうです。
プランニングのポイント
中野区に建つ、屋上ルーフバルコニーのある住宅です。
外観は片流れでシンプルに、L字のバルコニー部分は木目調の縦格子でアクセントをつけました。
道路、近隣からの目隠しの役割もありながら、室内に格子の隙間から風が通ります。
道路に面した外観はシンプルにまとめていますが、さらに反対側の屋上には約14㎡の広いルーフバルコニーがあります。
このルーフバルコニーは眺望を楽しみながら様々使い方に対応でき、中野区では貴重なオープンテラスのような気持ちの良い空間ができました。
玄関は土間部分が広く、家族で出かける際も渋滞が起きないよう、長く広い設計になっています。
壁際に沿った収納には靴以外にも自転車やボールや砂遊び道具など、部屋には収納したくないものもたっぷり収納できます。
廊下の先には手洗いカウンターをご提案。帰ってきて手を洗う習慣がつく、
2階にしか水周りがないプランなどの場合、喜ばれる設計です。
2階リビングは斜めの勾配天井が室内をより広く感じさせ、しっくい塗りの壁と無垢の質感に近い幅広フローリングを採用し、ここちよい空間となりました。
キッチンカウンターまわりには造作家具を設計、リビングで使うこまごまとした小物を置けるので、リビングダイニングがスッキリとします。
キッチン収納の背面はグレーのタイル貼りを、さらに小上がり和室の天井にも無垢の板張りでアクセントをつけて、シンプルな中にも個性が生まれ、木の温もり豊かなリビングになりました。
小上がり部分は子供たちのソファ替わり、ベンチ替わりにもなり、ごろりと横になったりと大活躍の空間です。
1階の洋室は将来に2部屋に仕切れるよう、ドア・照明・コンセント位置などを配慮しました。現在は1部屋として広々と利用されています。
仕様・設備のポイント
建築エリアは中野区の新防火地域という東京都建築安全条例にもとづき規制されたエリアで、木造の住宅密集地に多い規制です。
通常の二階建てより防火性能が高い、三階建ての防火性能で建築しました。
屋上に設けられたルーフバルコニーは雨を逃がす・雨を侵入させない、耐用年数の長い金属防水工法で施工しました。
ダイニングテーブル脇のカウンターはリビング学習やリモートワークにも ダイニングテーブル以外にもパソコンを広げて置ける場所があるのは便利ですね。