防犯設計の家
凶悪化する犯罪から家族を守りたい
住宅の防犯の話をすると、大概の方は「泥棒ですか。絶対うちは大丈夫」「盗られるものなんてないから」とおっしゃいます。
実はTVや新聞などのニュースになっていないだけで、侵入犯罪は身近なところでたくさん起こっています。
また、特別な人が遭遇していると勘違いをされている方もいます。
住まいの防犯は住宅性能表示制度(※)の項目にも入っているように住宅性能として欠かせないものになっています。
近年ではわずかなお金目的に空き巣などの侵入犯罪が起こり、出会いがしらで凶悪事件化する傾向にもあります。
当社が防犯の重要性に気がつくきっかけは日本防犯学校の防犯アナリストである梅本正行氏との出会いでした。
「侵入犯罪は工務店の責任だぞ」というご指摘から、住まいの防犯対策や犯罪者目線の予知防犯の知識を学んでいます。
スタッフは住宅街などでの実地の勉強を約3年間行い、セキュリティーインストラクターの資格を取得しています。
財産を守る家、家族を守る家
防犯対策は街並みや家族構成、生活スタイルによって異なりますが、共通しているのは「狙われない家」にする事です。
犯罪者は街や家々を下見して、侵入できそうな、狙いやすい家を探しています。その際に入りにくそうだな、入れないなと思わせる事が大切です。
ポイントのひとつは人の目を感じさせることが出来るか?
たとえば道路に面した窓より、家の裏側で人の目につきにくい窓が狙われる可能性が高くなります。
危険度の高い場所に設置する窓、出入りが必要?採光のため?通風のため?開放感のため?初期の設計プランから防犯対策は始まっています。
そして最後は住まい手のご家族にドロボウ目線をお伝えして、生活の工夫で出来る、防犯意識をしっかり持っていただくようお伝えしています。
家づくりは、家族の未来を話し合う機会だからこそ、家族の命を守るための防犯意識を持ってもらう絶好の機会であると考えています。
※セキュリティーインストラクターは防犯対策評価鑑定士を育成できる資格です。