設計スタッフの徒然話
耐震・制震・免震
こんばんは。CS課の佐々木です。
お盆明けで、しばらく静かだった東京にもいつもの活気が戻った感じです♪
さて、今日は地震体感装置がある、とある場所へ行ってきました。
実際に装置に乗って、地震を体感出来る物です。
( 写真や映像でお届けできないのが残念・・・(^_^;) )
以前にも他の実験装置に乗った事はありますが、
今回は「一般建物」と「制震装置付き建物」の比較が出来るものでした。
やはり、地震の瞬間は「何も出来ない!!」ですね。
実際の被災者の方の話によれば、
「テレビや家具が吹っ飛んでくる」
「さっきあっちに居たのに、地震のあと振り返ったら違う所にいた」
など、お話を伺いましたが、装置で体感すると家具なども飛んでこないわけであって・・・
実際には相当怖い想いをされたんだと思います。。。
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よく、「耐震」 「制震」 「免震」 という言葉を聴いた事があると思いますが。
簡単に整理すると・・・
「制震」・・・地震の揺れを熱エネルギーにかえて吸収してしまう装置がついている。揺れを抑えて建物への損傷を少なくするという考え。
「免震」・・・地面が揺れるのであれば、建物は地面と一緒に動かないように縁を切るという考え。
「耐震」・・・地震が起きる日本では建築基準法としても規制があり、建物に必須な要素。地震の力を構造体で耐え、倒壊しないように丈夫にする事。
(木造住宅における現状の耐震基準は、震度6程度の地震1回では倒壊しない事を定めている。また、品格法で耐震等級1~最大3までの基準がある)
似たような言葉ですが、かなり意味が違います。
地震大国日本でも法律として定めているレベルはそこそこです。
それぞれの建築会社の基準や、建築士個人での考えなどによって大きく変わってきます。
もちろん、アイコーホームも自社の耐震基準を設けています。
いつ起きてもおかしくないと言われている地震。
もちろん建物のことも大切ですが、まずは今みなさんの周りを見渡してみて下さい。
飛んできて凶器になってしまいそうな物はないでしょうか??
直ぐ出来る対策もとても大切ですね。(`・ω・´)