住まいの情報
先進的窓リノベ2024事業・窓の断熱リフォーム補助金について解説
2024年に杉並区・世田谷区などで住いの断熱リフォームをお考えの方にお得な情報です。
昨年2023年に実施された先進窓リノベ事業が、本年2024年にも3省連携の省エネリフォーム支援事業として始まっています。
「補助金が受け取れるなら窓の断熱リフォームを検討したい」など、昨年も既存住宅の省エネ化や補助金上限の多さなどから、
期限を待たずに予算消化されるほど注目されましたが、今回は予算もさらに拡充して実施されました。
既に4月2日より、補助金の交付申請受付がスタートしていますが、既に発表されている内容を元に解説させていただきます。
窓の結露や部屋の寒さ・暑さでお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
尚、新築工事の「子育てエコホーム支援事業」については別途以下のページをご確認ください。
http://URL:https://www.iko-home.co.jp/post-5955/
目次
先進的窓リノベ2024事業事業・補助金の概要とは
先進的窓リノベ2024事業の内容について、まずその概要を解説させていただきます。
住宅省エネ2024キャンペーンのホームページ冒頭には、事業の目的について
「先進的窓リノベ2024事業は、断熱窓への改修を促進し既存住宅の省エネ化を促すことで、
エネルギー費用負担の軽減、健康で快適なくらしの実現及び家庭からのCO2排出削減に貢献する」と解説されています。
ご承知のとおり新築はもちろん既存住宅においても省エネ化の推進は、
冬季の室温改善によりヒートショックを防ぎ健康寿命を延ばしたり冷暖房にかかるエネルギー費用を抑えるだけでなく、
待ったなしと言われる温室効果ガス排出削減にも貢献できると言われております。
とりわけ日本の住宅業界では省エネ性能が海外に比べ低いのではと長い間問われてきましたが、
今まで様々なことに埋もれてしまい光熱費が高騰するまであまり注目度は高くなかったと言わざるをえません。
本年度のキャンペーンでは全ての補助金について省エネ化が求められ、先進的窓リノベ事業においては
昨年よりも予算が増額され1,350億円となり、上限額や補助率も維持されて
既存住宅の省エネ化に対して重点が置かれています。
一定の要件を満たす開口部(窓)の断熱性能向上工事であれば200万円を上限として
補助金を受けられる可能性がありますので、これから窓の断熱リフォームなどを
検討される方はぜひ活用することをお勧めいたします。
先進的窓リノベ2024事業の申請手続きを行う場合は、リフォーム工事を請負う工務店などの登録事業者が申請を行います。
リフォームなどを具体的に検討し始めたら、補助金を受けられるかなど事業の詳しい内容について業者に事前に確認をしてみましょう。
もちろんアイコーホームでも先進的窓リノベ2024事業の登録事業者になりますので、お気軽にご相談いただければと思います。
先進的窓リノベ2024事業補助金受給の要件について
まず先進的窓リノベ事業で気になるのは、どのくらいの補助金が受け取れるかです。
先進的窓リノベ2024事業の補助金上限額は200万円/戸となっています。
注意点として前回と同様に下限額も設定されており補助金額が5万円に満たない場合には
申請をすることができませんのでご注意ください。
先進的窓リノベ事業は、住宅の窓や玄関ドアなどの開口部について断熱性能を一定の基準まで
向上させる工事に対して補助金が受け取れるというものです。
その対象となる住宅は以下のとおり分類されますが人の居住の用に供する家屋に限られるので、
住宅以外の用途に使われるものや現に使われている建物は対象になりません。
・戸建住宅・低層集合住宅
・中高層集合住宅
夫々、受給できる補助金は1戸あたり5万円から最大200万円になり、補助対象工事は以下のとおりです。
①既存住宅における外窓のガラス交換
②既存住宅における内窓設置
③既存住宅における外窓交換(カバー工法、又は、はつり工法)
④既存住宅における玄関ドア交換(カバー工法、又は、はつり工法)
※ドアについては、①~③の窓工事と一緒に申請する場合のみ対象となります。
尚、補助金の金額は、ガラスや窓、ドアなどの大きさや性能により定額で決められています。
詳しくは計画を進める工事請負業者に早目に相談をして確認をしておきましょう。
先進的窓リノベ2024事業の補助金についての注意点
先進的窓リノベ2024事業における補助金申請する時に、注意したいポイントを確認しておきましょう。
1.できるだけ早めの申請で進めることが大切。
先進窓リノベ2024事業には予算が定められていますので、他の補助金と同様に予算消化とともに自動的に終了します。
昨年の「先進的窓リノベ事業」においても、申込期限の2023年12月31日を待たずに予算に達しました。
本年度の予算消化率は5月3日時点で4%となっていますが、交付申請受付が始まっていますので
今後徐々に消化率が高まっていくと思われます。
申請にあたっては、その手続きを発注先の建築会社(事業者)等が行いますので、
検討する方は断熱リフォーム計画や費用などを含め、できるだけ早目の準備を心掛けましょう。
2023年のケースでは内窓など製品の納期が大幅に伸びただけでなく、交付申請の開始後は受付作業がたいへん混み合い、
ホームページ等で公表されている補助金の消化率が上限に近付くにつれて駆け込み申請する人も増え始めます。
因みに今回の先進的窓リノベ2024事業については、申請開始が2024年3月下旬~で予定されていますが、
対象となる工事を「2023年11月2日以降に対象工事に着手し2024年12月31日までに工事が完了するもの」としています。
したがって交付申請期間前に工事した住宅も対象になりますので、確実に補助金を受けられるよう
余裕をもって進めることをお勧めいたします。
2.その他の補助金と併用できるか
先進的窓リノベ2024事業は国による補助制度になります。そのために同じように国が主体となる
その他の補助事業については併用申請が不可となります。
その他の可能性として東京都や居住される市区町村などによる補助制度なら併用できる場合もありますので、
依頼先などに確認を依頼してみましょう。
併用可能な補助金については説明を省かせていただきますが、省エネリフォーム関係の補助金は
近年増えていることもあり、また実際に将来的な光熱費などのランニングコストを抑える実質的メリットの
可能性もありますので、それらを含めての検討をしてみましょう。
3.補助金はサイズや大きさで金額が決まっている
先進的窓リノベ2024事業の受給条件は先にも解説しましたが、窓のサイズや性能・仕様によって
窓1ヶ所あたりの補助額が夫々決められており、その合計額が補助されることになります。
また、窓の断熱工事種類により工事費や補助率が変わったりしますので、
どの工事種類で、何カ所の窓をどの性能・仕様で工事するかで、受け取れる補助金額にも違いがでてきます。
窓の断熱工事としては他の補助金と比較しても、群を抜いて高い金額ですが、
当然持出しの費用も変わってきますので、事前に良く比較検討する必要があります。
先進的窓リノベ2024事業についてQ&A
Q.先進的窓リノベ2024事業の基本的な申請の流れは?
A.令和5年11月2日以降に着工した住宅が補助対象となり、令和6年12月31日まで
に工事が完了しているとともに、別途定める期間内に申請し、完了報告が可能なもの
に限ります。また補助金の交付申請期限は予算上限に達するまで(遅くとも令和6年
11月30日まで)とされています。2024年度も工事完成を待たずに「受付申請予約」
により交付申請を予約(予約申請)することが可能なので、補助金の受給を確実にす
る為にも活用してみてください。
Q.先進的窓リノベ2024事業の補助金はいつ頃給付されますか?
A.工事着工時点で予約申請を行った場合でも、工事完成後に完了報告を行いますので、
しばらく期間が経過してからの受給となります。申請手続き集中による遅延や申請
書類の不備、更にその他の理由などが原因で審査にかかる時間が伸びることも多いた
め、しばらくの期間が必要との認識をお持ちいただけたらと思います。
因みに弊社の実例では2ヶ月程度経過した後にということもありました。
Q.申請のために用意する必要書類はどのようなもの?
A.御施主様にご準備いただくものは、以下のとおりです。
①本人確認書類として住民票(世帯票)や運転免許証の写し
②既存住宅の登記事項証明書(※申請額が30万円以上の場合)
ご用意いただく時期は、申請をおこなう建築会社にて確認をお願いいたします。
東京都杉並区の近郊エリアで断熱窓リフォームを検討される方へ
2024年から始まる「先進的窓リノベ2024事業」について解説させていただきました。
物価やエネルギー価格の高騰によりリフォーム工事に不安をお持ちお方々にお勧めの補助金です。
繰り返しになりますが、今回の補助金をはじめその他においても予算上限が決められています。
もし具体的にリフォームを検討されているなら、早め早目に動いて、
リフォーム工事内容自体の検討に時間を使いたいものです。
依頼できる会社を選ぶにも当然時間が必要ですし、申請手続きを含め工事着工など必要な要件を整えながら、
予算の残っている内に安心して検討できるよう、まずは建築会社への問い合わせから始めてみてください。
アイコーホームでは東京都杉並区を中心に窓断熱リフォーム工事を検討されている方に
補助金申請のご支援ができるよう事業者登録をしております。
耐震補強や省エネリフォームなど、新築工事も行っている工務店だからこそ
性能向上のためのリフォーム工事をご提案させていただいております。
ぜひ先進的窓リノベ2024事業の補助金を使ってリフォーム工事をお考えならアイコーホームにご相談ください。
会社名:株式会社アイコーホーム
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