住まいの情報
徹底収納を考える
引越しや大掃除の時期になると私達の日常には様々な物が溢れていることを実感します。
収納場所に悩み「余計な物は買わないようにしよう。いらないものは捨てよう。」と思うのですが、
なかなかうまくいかずにお困りの方も多いかと思います。
因みに住いに対する不満度を調査してみると、1位になるのがいつも収納に関することのようです。
快適に暮らすためには、適切な収納場所や収納方法の計画は欠かせません。
暮らし方や使い方を見つめ直して、現状に捉われずに収納方法を計画し直してみましょう。
収納に関する不満の代表的なもの
1:収納の量が足りない
概ね1件の家に必要な収納スペースの量は、床面積の15%以上であると言われています。
例:30坪×0.15=4.5坪(9帖)程度の収納が必要。
もちろんこれはキッチンや洗面台などの収納スペースを含めてのことです。
居室の広さとバランスの取れた収納スペースを計画しましょう。
2:使いたい場所に収納が足らない
使いたい物が使う場所にない。いちいち離れた場所から持ってくるのは家事の負担を大きくするものです。
しかも面倒なために出しっ放しにもなりがちです。
「その収納には何を納めるのか?使いたい場所に収納する」を基本に収納を計画することが大切です。
3:収納が取り出しにくく、使いづらい。
手前にある物や上に積み重なったものをどけてからでないと、必要な物が出てこない。
このような収納方法では手間も掛かるし時間の無駄です。
下手をすると捜す前に新しいものを買ってしまうなど様々なロスが発生する可能性もありますし、
場合によっては出し入れの際怪我をすることさえあります。
クローゼットの奥行きやすぐ取り出せる収納方法を工夫することが大切です。