ちょっと・・ひとり言
住まいの中における、介護について学んできました。
先日、機会があって桜新町にあるTOTOのテクニカルセンターを訪問してきました。
ここは主に個人の一戸建て住宅向けというよりも
大きな施設向けの水廻り製品について、技術的なことを含め展示されている場所です。
今回はこの施設にて
バリアフリーというか
介助という面から考える住いづくりのポイントについて、研修を受けてきました。
TOTOさんと言えば、水廻りはもちろん
介助用の部材を数多く開発しているメーカーさんですが
貴重だったのは・・・
実際に浴室やトイレなどで
介助されている動きを映像で見ながら解説してもらったことです。
それなりに介助部材は知っているものの
実際にはもっと複雑で
その方の身体能力を確認し、必要なスペースの確保や
必要な補助器具を、位置に注意しながらと取り付けるという
たいへんきめ細かな配慮が必要です。
住まいの中で介助をすることは、想像以上にご本人にも、またご家族などにも負担の掛かる現実に
今後機会の増えてくるであろう住宅のバリアフリーリフォーム工事などについて
更に突っ込んだ勉強が必要だと実感しました。
益々高齢化が進む日本の社会、もしそのような健康状態になっても
生活を楽しめるような家づくりについて考えていく、良い機会となりました。