ちょっと・・ひとり言
槇の木が残ったエクステリア
世間ではお盆休みに入り、分散型になってきたとはいえ・・・
まだまだこの時期、皆さん何処かに行ってしまい渋滞も人気も少ない感じがします。
当社は夫々希望の日程を調整し分散して休むので、誰かが出社するようになっています。
私も後半に・・・とは考えているのですが、この時期は電話も掛からず
普段なかなか進まない仕事を落ち着いてできるので、結局・・・毎年出社しています♪
話はコロッと変わりますが、自宅を建て替えるとなると間取りやコストだけでなく様々な検討問題が出てきます。
お客様からも仮住まいなどへの引越しにあたり、
まるまる1件分の膨大な荷物をどうしたら良いのか?などと相談を受けたりします。
我が家もかなりの量を処分しましたが・・・あまりの量に閉口したのを思い出します。
そして物の処分の他に、建て替え工事などの時に必ず相談に出てくるのが庭の植木をどうするかです。
エクステリアデザインは家の雰囲気を良くする為の需要な要素です。
しかし、以前なら馴染む植木でも、最近の住宅デザインに似合わなかったり、
庭が小さくなったり、家の配置が変わるなどで、処分せざるを得ないというのがほとんどのところではないでしょうか。
最近は洋風のデザイン、特にモダン系の家が多くなった関係で、庭づくりも植木も洋風になるのが一般的です。
東京では、昔のように松やツゲ、槇の木などを新たに植えるお宅はほとんどといって見かけません。
我が家も同様で・・・亡くなった父の可愛がっていた植木が沢山あり、家族とも相談しながら結構処分したのですが、
せめて数本は・・・と思い、仮植えで残していました。
思い出の詰まった植木は処分しがたく、又、生き物であることを考えると・・・
どうにかして活かせないか・・・と、ひたすら悩む日々が続きました。
あそこの位置だったら目立たないのか?他の木で隠せないか?などなど・・・
しかし・・・どう考えても無理!ぜったいに似合わない。
考えても結論の出ない迷路に入り込んだようなものです。
そんなところへ、昔からお付き合いしている植木屋さんから素晴らしい提案が♪
「会社の前だったら何とか雰囲気も出るし、お父さんも喜ぶんじゃないの?」
本当に、この一言に救われました。
今の時代処分することの方が大切だったりすることが多い世の中ですが
物や生き物を大事にする心も忘れたくない。
そろそろ年のせいか?思い出に妙に敏感だったりもしますし・・・(~_~;)
そんなこんなで・・・会社玄関の前に槇の木は残りました♪私の眼には、
なんとなく槇の木もホッとしたような感じで見えます。
あまり日当りの良い場所でもなく、やっぱり微妙な感じも残っていますが・・・
これからも末永く見守っていただけるとありがたいです。(^^ゞ