戸建の防犯
防犯パトロールで梅本先生より地域防犯を学ぶ
先日、浦安で「住まいの防犯」に熱心に取組まれている注文住宅・工務店さんが、
テレビなどで著名な防犯アナリストの梅本正行氏を招いて防犯セミナーを開催しました。
当社でも以前より防犯ということに注目し、当社で住宅を建築される方々に
少しでも有益なアドバイスをさせていただけるようにと、積極的に勉強しているところです。
犯罪の手口は、年々変化することから最新の情報収集が大切です。
今回は「地域防犯」というテーマで、特に小さな子供達が犯罪者達に狙われている現状と、
どのように取組んだら良いか?をお聞きできるということで、デクトの田中社長さんに無理なお願いをして私も参加させていただきました。
(スタッフの皆さん本当にありがとうございました♪)
夜に予定されている防犯セミナーを前に、午後より地域の防犯パトロールなどに取組まれているご婦人方と一緒に
子供達の通学路を梅本先生と一緒に廻り、
危険な場所や防犯のポイントなどをたいへんわかり易く学ばせていただきました。
今は公園も犯罪者の狙うポイントになっている。ベンチなどで下見をして、
子供達のスキを狙い犯罪に及んでいる・・・など、同じように子供を持つ親として恐ろしくなるような話しでした。
行政においても、犯罪者の心理やポイントがわからずに・・・
人の眼の行き届かない特に危ない公園に、何故か子供が喜ぶような遊具を設置しているなど・・・
防犯に力を入れているという言葉とは裏腹なことを平気でやっている・・・と梅本先生も憤りを感じておられました。
お話を聞きながら歩き回ったのですが・・・いちいち・・・なるほど確かに・・・という感じです。
今は、公園などにも子供達の姿があまり見られず、本当だったら原っぱなどが虫を取ったり、
秘密基地♪とか言いながら子供が生き生き遊べるスペースだったのに、遊ばせてあげられない・・・。本当に寂しいことだと思います。
しかし、そうは言ってられない現実があります。
これからは、地域の大人達が本気になって子供達を守ることが大切だと力説されておりました。
今回のパトロールやセミナーも、とても内容が幅広く、とてもここで言い尽くせるものではありませんが、
参加された皆さんは一様に地域防犯の大切さを感じ取られた様子です。
昔のように、街のあちらこちらに井戸端会議や挨拶の声が聞こえたり、ご近所さんのコミュニケーションが取れる地域づくりをしていくことが、
高価な防犯設備を付けるよりももっと効果のある防犯対策なのだと実感できる貴重な体験でした。
私達もそんな視点でこれから地域に貢献できることを考えていきたいと思います。