設計スタッフの徒然話
遙かな尾瀬
こんにちは 管理課の丸山です。
夏休みをもらって尾瀬に行ってきました。
雨が多いと言われる尾瀬ですが、私の行った2日間はみごとな晴天でした。
ガイドさんに「めずらいですよ~」と言われました。
鳩待峠まではバスで行けます。お昼を食べてから出発し、10キロ先の山小屋を目指します。
のんびり景色を眺めながら・・・ではなく、ガイドさんは思いの他早足です。
聞けば、遅くなるほど熊と出会う危険が増すとのこと。山小屋4時が目標らしいです。
「熊っ!!!」
急ぎます!
↑熊を避けるために何箇所かで鐘をついて進みます。
でも、普段 超運動不足の私は、鳩待峠からの下りで すでに膝が笑っています。
それでもなんとか完歩して山小屋(東電小屋)に着きここで1泊です。
・・・東電?いつもお世話になっている東京電力さん?
そうなのです。
尾瀬は国有地かと思っていたら70%は東京電力さんの土地だそうです。
木道にTEPCOマークの焼印がありました。
東電小屋は水力発電調査のために建てられ、その後自然保護運動の高まりに東京電力は発電所をあきらめて、
現在のように誰でも泊まれる山小屋になったそうです。
ちゃーんとソーラー発電していました。
せっけんもシャンプーも使えませんし、相部屋ですが山小屋ってそうですよね。
でも、ホタルが光り、空には北斗七星がはっきり見えます。
月のまわりの霧に、光が虹のように囲みます。
朝は9℃まで下がり朝霧が雲のようにたなびきます。
・・・歩いて良かった。
今年8月から尾瀬は「日光国立公園」の一部から「尾瀬国立公園」になったそうです。
この自然をさらに守らなくてはっ!!
夏が来るたびにきっと思い出しますね。
ではまた(・ω・)ノ