設計スタッフの徒然話
ロボットスーツ
CS課です。
電車で移動日経新聞をめくってると、
’ロボットスーツ量産’との見出しに目が留まりました。
鉄腕アトム、エスパー、マグマ大使、ウルトラマン、
キカイダーなど一瞬のうちに連想がはたらきます。
しかし、それは少年時代のテレビの中のヒーロー。
いま大人になって考えると、
人間がキャラクタースーツを身にまとって動き回っていただけで、
そのスーツ自体何の機能もないことは明白です。
しかし、このロボットスーツには
センサーによる歩行支援の機能があるらしいです。
科学と技術の進歩により、ひとむかし前には
想像もつかないことが現実味を帯びてきます。
今回は歩行支援用だが、もしかしたらエスパーや
アトムのように空を飛ぶことさえ可能になるのでしょうか?
幼少期にほとんどの人が、‘空を飛べたらな’なんて考えたにちがいない。
「・・・たらな」が現実味を帯びてくる今こそ、真剣に考えなければいけないと思います。
人が人であるためにも。
人間が人間以上になれるとしたら、それによって失うものの大きさを考えよう。
人間として守るべきことは、たくさんあるにちがいありません。
ウィルス、遺伝子、核など最先端の研究が進んでいる。
しかし適切に応用するための正しいルール作りのほうが大切です。
住宅づくりも同じです。
本当に良い住宅をつくるには、信念と誠実な心があってこそ、
住まうひとのための機能的な家ができるのだと思います。