設計スタッフの徒然話
照明のお話
CS課です。久々のブログとなりますが、以前お話をさせていただきました照明について書かせてもらいます。
バブルの時代に、チバリーヒルズとの名称で住宅開発がありました。
照明器具メーカーがこぞっておしゃれに照明計画をたて施工がすみ、いざ入居となるとお施主様のクレームの嵐となったそうです。
”とにかく暗くて仕方ない”と。
しかし、照度計算もされ、何ら問題ないはずと説明したようですが、現状住まわれている方々の多くからの苦情で大半やり直し。
照明計画とはお施主様それぞれの住まわれ方や年齢、職業、スタイル、感性、精神状態、健康などにより、
計画なされなければならないという、すこしばかり厄介な仕事です。
だからこそ、この仕事がおもしろいんだとおもいます。
照明器具も進化してます。いろいろなランプが開発され、使い方も、表現の仕方も多様になってます。
しかし、お施主様は照明に何を求めているのか把握しないと提案できないでしょう。
また、ランプにはそのもの自身がもつ不思議な力があるとしんじてます。
明るさだけでなく、人の感情をも変えてしまう力です。
どうか気持ちに余裕があるときに”あかり”を眺めてみてください。心も豊かになるはずですから。